A:そのforsake は‘見捨てる’で、「いとしい人、どうか、ぼくを見捨てないで」です。
「真昼の決闘」(High Noon 1952年 フレッド・ジンネマン監督)で、主演のゲーリー・クーパーが結婚相手のグレース・ケリ−に向かって、そう歌います。
実は9月末、小泉総理がブッシュ大統領を訪問したとき、この映画のポスターを贈られました。それは、6月のキャンプデービッドでの会談の合間に、小泉さんが好きな映画は「真昼の決闘」と伝え、ブッシュさんはそれを覚えていたのです。そして、ブッシュ大統領は、6月の会談で、改革に立ち向かう小泉総理をこのゲーリー・クーパーにたとえ、9月の会談では、小泉総理が大統領をゲーリー・クーパーにたとえたということです。
クーパーとグレースが難局に立ち向かい、悪漢を倒し、ふたりで町を去っていくラストシーン。
日米首脳会談の裏にはこんな逸話があったんです。